こんにちは。chanyamaです。
リーダーシップとはどんな意味があるのでしょうか?
「リーダーシップ(leadership)」とは、「統率力」のことなので「組織を率いる能力」と言えます。
目標を設定して組織をその方向へ導いていく能力のことです。スポーツでは監督ですね。
しかし、リーダーシップは日本語で明確に表現するのが難しい言葉と言われています。
そのため場合によっては上記とは別の意味で使われる可能性がありますが、この記事では「統率力」という意味のリーダーシップについて触れていきます。
- リーダーシップとマネジメントの違い
リーダーシップとマネジメントはどこが違うのでしょうか?
一見すると似たような意味のこの二つですが違いがあります。
この違いを理解しておかないと「リーダーシップを発揮しているつもりだったのに自分がやっていたことはマネジメントだった」という事態になります。
そもそもマネジメントとは、組織のリソースやリスクを管理して組織を発展させる経営手法の一つです。
リーダーシップは組織を目標に向かって進める「攻め」の役割があります。それに対して、マネジメントは組織を管理する「守り」の役割があります。
今回はリーダーについてお話していきたいと思います。
リーダーの役割を具体的に解説していきますので、良きリーダーになりたい人は是非参考にしてください。
リーダーの役割
目標を設定する
リーダーは大海原を航海する船長のようなものです。船長が目的地という名の目標を設定しなければ船はどこにもたどり着けません。
ですのでリーダーの役割の中で大きな部分は組織の目標を設定することです。
目標や方向性が定まっていなければリーダーの下についている人達は「一体どこに向かって何をすればいいの?」と困惑してしまいます。よって、目標を設定することはとても大切な要素です。
組織の環境を整備する
次にリーダーの役割は組織を整備することです。例えば、組織のメンバー同士の意思疎通が取れない状態ではうまく組織を目標まで率いることは難しいです。
私が勤めている飲食店では備品のリストがなく自分で調べる必要がありました。
「購入したくてもすぐに買えない」という経験がありました。
組織のメンバーが働きやすい環境を整備するのもリーダーの務めです。
手本になる
リーダーの役割としてはメンバーの手本になるというものがあります。
リーダーは「この仕事はこうすれば良い」というような手本をメンバーに示す存在です。
リーダーがしっかりしている組織ならメンバーもしっかりしていることが多いです。
逆にリーダーに怠け癖があるとメンバーも「リーダーが怠けているんだから自分もそこまで情熱を持って仕事しなくていいだろう」というように怠けてしまう可能性があります。
「リーダーは背中で語れ」ということです。
メンバーが主体的に動くように働きかける
いくらリーダーが死に物狂いで手本になろうと働いても、メンバーのやる気がなければ出せる成果は限られてしまいます。
なのでリーダーシップにおいてはメンバーが主体的に動くように働きかける必要があります。
「どうやったら他の人を主体的にさせられるの?」と思ったかもしれません。
- リーダーに必要な10項目
リーダーシップには以下の10個の要素があります。
短期間でこれら10個全部をすぐに習得できるわけではありません。
しかし優れたリーダーを目指す人は時間がかかっても全て習得できるように意識してみてください。
目標設定能力
上でもお伝えした通りリーダーシップは目標を設定することが求められます。
ただ目標を設定するだけではなく、 実現可能な目標を設定するのがポイントです
学習能力
リーダーシップを発揮するためには、さまざまな知識を身につける必要があるため、学習能力が求められます。
判断力
当然のことながら、リーダーには判断能力が求められます。
優柔不断な態度をとる人に、ついていきたいと思う人は少ないでしょう。
時には正解かどうかにかかわらず決断をし、周りを引っ張っていることが必要です。
コミュニケーション能力
リーダーシップは必ず自分以外の人が関わります。
そのため自分以外の人を動かすためのコミュニケーション能力が必要となります。
特にメンバーを主体的にするために、メンバーの満足感や充実感を向上させる必要があります。
育成能力
リーダーにはメンバーを育成する力が求められます。
先ほどもお伝えしたようにリーダーがいくら有能でもひとりでできることには限界があります。
リーダーシップを発揮しようと思ったら、メンバーを育成する力が求められます。
誠実さ
当然のことながら誠実な人でなければ優れたリーダーにはなれません。
なぜかと言うと約束を破るようなリーダーでは「あの人は口先だけで不誠実」という印象を与えてメンバーが言うことを聞いてくれなくなるからです。
責任を取る能力
リーダーになった方は率いるメンバーの責任も取る必要があります。
よく中間管理職は大変と言われますが、「自分のメンバーの責任まで取る」という意識を持ちましょう。
業務実行力
前述した通りリーダーはメンバーのお手本になる必要があります。
そのためリーダーが優れた業務実行力を備えていなければなりません。
「仕事ができない上司」と「仕事ができる上司」がいたら、どちらの指示を聞こうと思うかは明確ですよね。
モチベーション管理能力
リーダーシップでは自分のモチベーションだけでなくメンバーのモチベーションも管理する必要があります。
寛容性
リーダーは方向性を示しますが、メンバーからは「これは違うと思う」 という意見も出てきます。そのため、自分とは違った意見を受け入れるだけの寛容性が求められます。
終わりに
リーダーシップについてお伝えしてきましたがいかがでしたか?
あなたがリーダーシップを発揮する必要があるときは、リーダーシップの定義や要素を思い出して組織を目標達成に向かって導いてあげてください。
コメント